そら豆と鶏ささ身のクリーム煮:中華調味料『豆豉』でコクをプラス!脇雅世さんの絶品レシピ【あさイチ】
2024年6月17日(月)のNHK「あさイチ」では、料理研究家の脇雅世さんが「そら豆と鶏ささ身のクリーム煮」のレシピを紹介しました。中華調味料『豆豉(トーチ)』で味にコクを出すのがポイントです。このクリーミーな一品は、簡単に作れる上に、特別な風味が楽しめます。ぜひご家庭でお試しください。
材料
- そら豆(さやから出し薄皮をむく): 100g(豆20コほど)
- 鶏ささ身(筋を除き一口大に切る): 160g(3本)
- たまねぎ(薄切り): 1/4コ分
A
- 豆豉(トーチ)(刻む): 大さじ1~1+1/2
- 生クリーム(乳脂肪分43~45%): 100ml
- バター(食塩不使用): 大さじ1
- 水: 小さじ2
作り方
- そら豆を準備する
- そら豆(100g、豆20コほど)を1~2分間ゆでて、柔らかくします。ゆでることで食べやすくなり、風味が引き立ちます。
- 鶏ささ身を炒める
- フライパンにバター(大さじ1)と水(小さじ2)を入れ、弱めの中火でバターを溶かします。
- 鶏ささ身(160g)を加え、表面の色が変わるまで炒めます。色が変わるまで炒めることで、肉にしっかりと火が通り、風味が増します。
- たまねぎを加える
- たまねぎ(1/4コ分)を加えて中火でしんなりするまで炒めます。たまねぎがしんなりすることで、甘みが引き立ちます。
- そら豆と調味料を加える
- そら豆とAの豆豉(大さじ1~1+1/2)、生クリーム(100ml)を加えます。
- 強めの中火にして1~2分間煮ます。生クリームと豆豉の組み合わせが、料理にコクと深い風味を与えます。
脇雅世さんの経歴と功績:フランス料理のエッセンスを家庭に広める料理研究家
脇雅世さんの紹介
脇雅世さんは、日本の著名な料理研究家であり、フランス料理をベースにしたレシピの提案で広く知られています。彼女の経歴や著書、受賞歴について詳しく紹介します。
料理人歴
- フランスでの経験:脇さんは約10年間フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得しました。彼女のフランス料理の知識と技術はここで培われました。
- ル・マン24時間レース:1980年から1991年にかけて、脇さんはル・マン24時間レースにマツダ・レーシング・チームの料理長として参加しました。この経験は彼女のキャリアに大きな影響を与えました。
- 服部栄養専門学校:1984年から現在まで、脇さんは服部栄養専門学校国際部のディレクターを務め、フランスの著名なシェフたちの講習会をコーディネートしています。
- 脇雅世料理教室:1986年に始めた脇雅世料理教室は、35年以上続いており、多くの生徒に料理の楽しさを伝え続けています。
著書
脇雅世さんの最新の著書3冊は以下の通りです:
『人と暮らしと、台所〜冬 (NHKテキスト 趣味どきっ!)』 (2023年12月25日発売)
暮らしを大切にしている8組の台所で見つけた知恵と工夫、レシピを紹介する本です。
『いちばん親切でおいしいIHクッキング・レシピ 保存版95品』 (2023年2月6日発売)
IHクッキングに特化した、毎日のおかずからおもてなし料理やスイーツまでを紹介するレシピ集です。
『いちばん親切でおいしい低温調理器レシピ 完全攻略62品』 (2020年12月21日発売)
家庭用低温調理器を使った、基本の肉料理から和洋中の人気料理、デリやデザートまでを紹介するレシピ本です。
これらの著書は、脇さんの料理の知識と経験が詰まったもので、料理愛好家や日々の食事作りに役立つ内容となっています。興味があれば、ぜひ手に取ってみてください。
受賞歴
- 農事功労章:2014年にフランス政府より農事功労章を受勲しました。この栄誉は、彼女のフランス料理への貢献が国際的に認められた証です。
活動と影響
脇雅世さんは、その豊富な経験と知識を活かして、テレビや雑誌で活躍するとともに、自身の料理教室を通じて多くの人々に料理の楽しさを伝えています。彼女の作品は、家庭料理からプロの技まで幅広い知識を提供しており、料理愛好家たちにとって貴重な資源となっています。脇さんの料理への情熱と専門知識は、彼女の著書や教室を通じて多くの人々に影響を与え続けています。
まとめ
今回の「あさイチ」で紹介された「そら豆と鶏ささ身のクリーム煮」は、豆豉を使った独特の風味が特徴の一品です。豆豉のコクとクリーミーなソースが、そら豆と鶏ささ身に絶妙にマッチします。忙しい日でも簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。家庭で楽しむフランス料理のエッセンスを取り入れたこのレシピは、特別な日のおもてなし料理にもぴったりです。脇雅世さんの他のレシピもぜひチェックして、料理のレパートリーを広げてみてください。
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