赤字の団子屋がからあげで黒字に挑戦
2024年7月8日放送の「巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会」では、赤字続きの団子屋がからあげを販売して黒字に転じることができるのかを検証しました。この挑戦には、生瀬勝久さん、藤森祥平さん、大島美幸さん（森三中）、満島真之介さん、木村沙織さんが出演し、ハッピーロード大山商店街の老舗和菓子屋「伊勢屋餅菓子店」が舞台となりました。からあげは本当に儲かるのか、その実態に迫ります。
オープニングの背景
「巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会」では、赤字の団子屋がからあげを販売して黒字に転じることができるかを検証しました。からあげ専門店は2012年から急増し、店舗数は10年で約10倍に増加。その安価な原価と高い利益率が話題となっています。1個あたりの原価は30円前後で、1個80円～100円で販売することが多く、月商880万円を達成する店舗もあります。
検証1日目：からあげ販売スタート
老舗和菓子屋「伊勢屋餅菓子店」では、からあげの販売を開始しました。初期費用は材料費のみで、サイズは1個約50gの大きめのからあげを二度揚げしてじっくり火を通すことにしました。「元祖大山からあげ」と名付けられ、1個80円で販売されるからあげは、醤油味と旨塩味の2種類。さらに、みたらし団子のたれをかけた「みたらしからあげ」を1個100円で提供することにしました。
初日の売り上げは25130円で、からあげは3240円の売り上げを記録しました。この日は全体では赤字でしたが、からあげ自体は利益を出すことができました。店全体の赤字を少しでも減らすため、からあげの販売が大きな期待を寄せられました。
検証2日目：売り上げがさらに増加
2日目には「揚げたて」ののぼりも設置し、午前中だけで30個以上のからあげが売れました。新たに3種類の味変ソース（明太マヨソースなど）を用意し、1個120円で販売。パートの息子も手伝いに加わり、トッピング用のソース作りにも取り組みました。夕方には15個が30分で売れ、からあげの人気がさらに高まりました。売り上げは合計で35,000円を超え、からあげの売り上げは15,380円に達しました。
検証3日目：真夏日の売り上げ
3日目は32℃の真夏日でしたが、午後にはからあげの売り上げが急増し、全ての鶏肉を使い切りました。この日の売り上げは38,310円で、からあげだけで19,160円の売り上げを記録しました。からあげは、好きなおかずランキングで4年連続1位を獲得しており、その人気ぶりが売り上げに大きく寄与しました。
検証4日目：ヤンニョムチキンが大ブレイク
4日目には、韓国ドラマ人気にあやかりヤンニョムチキンを販売し、大ブレイクしました。朝から10個のからあげが売れ、店主はごきげんに歌を歌うほど。午後1時には60個以上のからあげが売れ、夕方には鍋を出してお客さんを呼び込む工夫もしました。この日の売り上げは49,930円で、からあげだけで20,140円を達成しました。
検証最終日：大成功の売り上げ
最終日には、団子屋ののれんを外し、からあげののれんを取り付けました。この日、からあげは354個売れ、33,260円の売り上げを記録。5日間の売り上げは91,180円、利益は57,700円となり、見事に黒字に転じました。天候にも恵まれ、団子屋としての営業を一時休止してからあげに特化する戦略が功を奏しました。
まとめ
今回の検証で、赤字続きの団子屋「伊勢屋餅菓子店」がからあげの販売により、見事に黒字に転じることができました。からあげの魅力はその高い利益率と手軽さにあり、今後も多くの店舗で導入が期待されます。からあげを活用したビジネスモデルの成功例として、ぜひ参考にしてみてください。今回の成功には、工夫を凝らした味付けやトッピング、タイムリーな販売促進策が大きく寄与しています。からあげの可能性は無限大です！
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