冷蔵庫に余りがちなキムチの新しい活用法
キムチは発酵食品として、健康効果が高く、美味しいですが、冷蔵庫に余りがちです。今回の「きょうの料理」では、新谷友里江さんが、キムチを使ったシンプルで美味しいレシピを紹介します。これらのレシピは、手軽に作れて、日々の食卓に新しい風を吹き込むこと間違いなしです。まずは、キムチとえび、卵を使った炒め物から始めましょう。
えびと卵のキムチ炒めの作り方
「えびと卵のキムチ炒め」は、食材のおなじみの組み合わせにキムチをプラスすることで、香味野菜や調味料を別に用意しなくてもバッチリ味が決まります。このレシピは忙しい日々でも簡単に作れる一品です。
材料(2人分)
- えび(無頭/殻付き):150g
- ピーマン:3コ(90g)
- 卵:2コ
- 白菜キムチ:100g
- 片栗粉:適量
- 塩:小さじ1/8
- こしょう:少々
- サラダ油:大さじ1
つくり方
- 下ごしらえ
- えびの殻をむき、背ワタを取り除く。
- えびに片栗粉をまぶしてもみ洗いし、水けをしっかり拭き取る。
- ピーマンのヘタと種を除き、乱切りにする。
- キムチは大きければ食べやすく切る。
- 卵を溶きほぐし、塩小さじ1/8とこしょう少々を加えて混ぜる。
- 卵を炒める
- フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、溶き卵を流し入れる。
- 大きく混ぜながら半熟状になるまで火を通し、一旦取り出す。
- えびとピーマンを炒める
- フライパンをサッと拭いてサラダ油大さじ1/2を追加し、中火でえびを炒める。
- えびの色が変わったらピーマンを加え、サッと炒める。
- ピーマンがしんなりしたら、キムチを加えてさらに炒める。
- 仕上げ
- 全体にキムチの味が馴染んだら、炒めた卵を戻し入れてサッと混ぜる。
- すぐに火を止めて皿に盛り付け、完成です。
キムチの辛さとえびの甘さ、卵のまろやかさが絶妙にマッチした一品です。香味野菜や調味料を別に用意しなくても、キムチだけでしっかりとした味が楽しめます。簡単なのに、見た目も華やかで食欲をそそります。
ひき肉とかぼちゃのキムチチーズ蒸し
次に紹介するのは、「ひき肉とかぼちゃのキムチチーズ蒸し」です。このレシピは、電子レンジで手軽に作れる一品で、まろやかな甘さが特徴です。火を使わずに簡単に作れるので、忙しい日や暑い夏の日にぴったりです。
材料
- キムチ:100g
- ひき肉:150g
- かぼちゃ:200g
- チーズ:50g
- 塩・こしょう:適量
作り方
- かぼちゃを一口大に切り、耐熱皿に並べます。かぼちゃは皮を剥いても良いですが、皮ごと使うと栄養価も高まります。
- ひき肉とキムチを混ぜ合わせ、かぼちゃの上に乗せます。ひき肉はあらかじめ軽く塩・こしょうで下味をつけておきます。
- チーズを振りかけ、ラップをして電子レンジで5分加熱します。加熱時間は目安なので、かぼちゃが柔らかくなるまで加熱します。
- 塩・こしょうで味を整え、完成です。
このレシピは、火を使わずに電子レンジで簡単に作れます。まろやかな甘さが特徴で、子どもでも食べやすい一品です。ひき肉とかぼちゃの相性も抜群で、チーズが溶けてコクが加わり、リッチな味わいが楽しめます。
キムチマヨだれ
最後に紹介するのは、「キムチマヨだれ」です。この万能だれは、すりごまをプラスすることで、まろやかでコクのある味わいに仕上がります。野菜スティックやフライなどにかけて楽しむことができます。
材料
- キムチ:50g
- マヨネーズ:大さじ3
- すりごま:大さじ1
作り方
- キムチを細かく刻みます。キムチはできるだけ細かく刻むと、他の材料とよく馴染みます。
- マヨネーズとすりごまを混ぜ合わせます。すりごまを加えることで、香ばしい風味がプラスされます。
- 刻んだキムチを加え、よく混ぜて完成です。
このキムチマヨだれは、キムチの辛さとマヨネーズのまろやかさ、すりごまの香ばしさが絶妙に合わさった万能だれです。野菜スティックやフライなどにつけて楽しんでください。冷蔵庫に常備しておくと、さまざまな料理に使える便利なだれです。
まとめ
今回の「きょうの料理」では、新谷友里江さんが紹介するキムチを使った万能調味料活用術をご紹介しました。えびと卵のキムチ炒めやひき肉とかぼちゃのキムチチーズ蒸し、そしてキムチマヨだれと、どれも簡単で美味しいレシピばかりです。これらのレシピは、冷蔵庫に余りがちなキムチを使って、日々の食卓に新しい風を取り入れる絶好のチャンスです。ぜひ、これらのレシピを試してみてください。冷蔵庫に余りがちなキムチを活用して、新しい料理のレパートリーを広げましょう!
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