7月10日（水）放送のフジテレビ『ホンマでっか!?TV』では、夏野菜の知られざるパワーを徹底解説！キュウリやモロヘイヤの栄養価や健康効果について、専門家が驚きの事実を明らかにしました。
夏野菜の驚きのパワー特集
7月10日（水）21:00〜21:54に放送されたフジテレビの『ホンマでっか!?TV』では、「知られざる夏野菜パワーSP」と題し、夏野菜の栄養価とその健康効果について、専門家が徹底解説しました。番組MCの明石家さんまさんをはじめ、進行役の井上清華アナウンサー、ゲストの近藤千尋さん、矢田亜希子さん、パネラーのEXIT（りんたろー。、兼近大樹）、磯野貴理子さん、ブラックマヨネーズ（小杉竜一、吉田敬）さんと共に、夏野菜の新常識を学びました。
きゅうりともやしの驚きの栄養効果
今回の放送では、きゅうりやもやしの意外な栄養効果が取り上げられました。栄養価が低いと思われがちなきゅうりは、実は熱中症対策にも効果的な食品です。
きゅうりの栄養効果 梶本修身氏によると、塩揉みしたきゅうりは塩分補給に最適で、カリウムも豊富です。カリウム不足は熱中症のリスクを高めるため、夏季におすすめです。また、工藤あき氏によれば、きゅうりには脂肪分解酵素ホスホリパーゼも含まれているとのことです。ホスホリパーゼは脂肪を分解する働きがあり、ダイエットにも効果的です。
もやしの栄養価 もやしも見逃せません。もやしにはビタミンC、タンパク質、食物繊維などが豊富に含まれており、栄養満点の野菜です。特にビタミンCは抗酸化作用があり、免疫力を高める効果があります。また、タンパク質は筋肉の維持・増強に欠かせない栄養素で、食物繊維は腸内環境を整える働きがあります。
野菜の抗酸化作用とそのメリット
野菜には自らを守るために生成する抗酸化成分が豊富に含まれており、これが健康に良い影響を与えます。
抗酸化作用のメカニズム 池上淳子氏は、野菜の抗酸化作用について詳しく説明しました。抗酸化成分は、紫外線や外敵から植物を守るために生成されるもので、これが人間の体にも良い影響を与えるのです。特にミニトマトは普通のトマトよりも水分が少なく、その分栄養が凝縮されています。ミニトマトにはリコピンという強力な抗酸化成分が含まれており、がん予防や老化防止に役立ちます。
栄養素の活用法 また、池上氏によると、ニンジンの皮や玉ねぎの茶色い皮にも栄養が豊富に含まれており、これらをお茶パックに入れて煮込むことで成分が溶け出しやすくなるといいます。ニンジンの皮にはベータカロテンが豊富に含まれており、これが体内でビタミンAに変わり、視力の維持や皮膚の健康を保つ効果があります。
りんたろー。はオクラの食べ過ぎについて質問し、水溶性食物繊維が多く含まれているため、便秘には良いが下痢になりやすいと池田氏は説明しました。オクラにはムチンという成分が含まれており、これが腸内を保護し、消化を助ける働きがあります。
子どもの野菜嫌いを克服する方法
子どものブロッコリー嫌いについては、口内細菌が影響していると梶本修身氏が指摘しました。子どもと一緒に野菜を育てることで愛着が湧き、野菜嫌いを克服する効果が期待できます。
家庭での実践方法 家庭菜園が難しい場合は、一緒にサラダを盛り付けると良いでしょう。子どもと一緒に料理をすることで、野菜に対する興味を持たせることができます。また、ブロッコリーにはシステインリアーゼという成分が含まれており、これが口内の細菌に影響を与え、苦味を感じやすくする原因となっています。
栄養満点の夏野菜とおすすめレシピ
夏野菜の代表として紹介されたモロヘイヤは、栄養価が非常に高く、抗酸化力はブロッコリーの約7倍に及びます。
モロヘイヤの調理法 池上淳子氏は、モロヘイヤを茹でて胡麻和えにしたり、納豆と混ぜるレシピを勧めました。また、夏の間はモロヘイヤ、冬にはほうれん草や白菜、サニーレタスなどの野菜もバランスよく取り入れると良いとアドバイスしました。モロヘイヤにはβカロテンが豊富に含まれており、これが体内でビタミンAに変わり、肌の新陳代謝を高め、ヒアルロン酸の生成を促す効果があります。
絶品ドレッシングと試食レポート
北村百合子氏が紹介した「キタノセレクション 大人のためのシーザードレッシング」は、ガツンと食べたい人向けのおすすめドレッシングです。
ドレッシングの活用法 小杉竜一（ブラックマヨネーズ）がベーコンたっぷりのサラダにかけて試食し、味わい深さを伝えました。松丸奨氏は、市販のドレッシングにりんごをすりおろして加熱する簡単レシピを紹介しました。これにより、市販のドレッシングがより風味豊かになり、野菜がさらに美味しくなります。矢田亜希子はケールをサラダやナムルにして楽しんでいると話し、りんたろー。もトークに参加しました。
北海道の特産品と夏野菜の魅力
愛の野菜伝道師・小堀夏佳氏は、北海道のラワンぶきを紹介しました。この特産品は北海道出身の兼近大樹にとっても馴染み深いもので、スタジオでも注目を集めました。ラワンぶきは、通常のふきよりも大きく、食感がしっかりしています。
特産品の魅力 小堀氏は、葉っぱの大きさや形について「となりのトトロ」の例を挙げて説明しました。この葉っぱは雨の日に傘代わりに使うこともできるほど大きく、見た目もユニークです。
まとめ
今回の『ホンマでっか！？TV』【知られざる夏野菜パワーSP】では、きゅうりやもやしなどの夏野菜の栄養価とその驚きの効果、そしてそれを引き出す絶品レシピが紹介されました。野菜の持つ抗酸化作用や栄養素について学び、家庭で簡単に取り入れられるレシピを試してみましょう。野菜をバランスよく摂取することで、健康維持に役立てることができます。夏野菜を美味しく、そして効果的に取り入れて、暑い夏を元気に乗り切りましょう。
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