毎朝放送される「ZIP!」の人気コーナー「街録ZIP!リアルレビュー」では、東京音楽大学の学生たちが選ぶJ-POPの名曲を特集します。今回は、昭和、平成、令和の各時代を代表する楽曲を取り上げ、それぞれの時代が音楽に与えた影響や魅力について語ります。渡邉結衣アナウンサーがインタビューを行い、学生たちの熱い思いと深い洞察を引き出します。懐かしい名曲から最新ヒットまで、幅広い音楽の魅力をお楽しみください。
東京音楽大学の学生が選ぶJ-POP名曲
東京音楽大学の学生たちは、それぞれの時代を彩るJ-POPの名曲について熱く語ってくれました。今回は、昭和の名曲から平成のヒット曲、そして令和の新しい音楽まで、多彩な楽曲が登場します。それぞれの時代の音楽が持つ魅力や、学生たちの思い出が詰まった話を詳しくご紹介します。
昭和の名曲
aiko「カブトムシ」
昭和の名曲として、aikoの「カブトムシ」が挙げられました。ビオラ奏者の二人は、この楽曲に深い感銘を受けたと言います。
ビオラ奏者の意見:
- 楽譜通りの演奏を心がける二人にとって、aikoの表現力は衝撃的でした。彼女の音程の変化や歌詞の表現方法は、楽譜に囚われない自由な音楽性を感じさせます。
- 音程の変化が絶妙で、心の揺れ動きが伝わる点が特に印象的です。彼らは、aikoの歌唱に込められた感情をビオラで表現することに挑戦しています。
- 人の声に近いビオラの音色が、aikoの歌声の滑らかさと情緒を再現しやすい点も魅力です。音のつながりを滑らかにし、情緒ある演奏を実現しています。
平成のヒット曲
SixTONES「Imitation Rain」
平成の時代に大ヒットした楽曲として、SixTONESの「Imitation Rain」が取り上げられました。ソプラノを勉強する学生たちは、この楽曲の複雑なハーモニーと感情表現に魅了されています。
ソプラノ学生の意見:
- YOSHIKIが作詞作曲を手掛けたこの楽曲は、メンバー6人のコーラスが一体となった美しいハーモニーが特徴です。京本大我のソロ部分は特に印象的で、彼の声が楽曲全体の中で重要な役割を果たしています。
- 京本大我のソロと3人のハーモニーの組み合わせに注目しています。1オクターブ下の響きが、音の幅を広げ、楽曲に重厚感を与えています。
- この楽曲を聴くことで、音楽の幅広い表現力や、音楽に込められた感情の深さを改めて感じることができました。
令和の新しい音楽
MISIA「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」
令和に入ってからの新しい音楽として、MISIAの「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」が選ばれました。独唱を学ぶ学生たちは、この楽曲のブレス(息継ぎ)とフレーズのつながりに特に注目しています。
独唱学生の意見:
- この楽曲は、柔らかく温かいブレスと滑らかなフレーズのつながりが心地よいです。MISIAの声は、言葉が流れているような心地よさを感じさせます。
- ブレスとフレーズの長さによって、歌詞の伝え方が豊かに表現されています。学生たちは、MISIAの歌唱技術を学びながら、自分たちの歌唱に活かしています。
- 「アイノカタチ」は、感情を込めた表現が非常に豊かであり、聴く人の心に深く響く楽曲です。
2024年上半期のJ-POPヒット曲
2024年上半期のBillboard JAPAN総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”にも注目が集まりました。学生たちの選んだ楽曲がどのようにチャートに影響を与えているのか、今後の動向が楽しみです。特に、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」や、小野あつこの「たそがれマイ・ラブ」などがランクインしており、これらの楽曲がどのように音楽シーンに影響を与えているかが注目されています。
音楽に対する情熱と深い分析
学生たちは、ただ楽曲を楽しむだけでなく、音楽に対する深い分析を行っています。森川さんは、「分析しながら音楽って聴いたことなかったので、確かにそういう考え方もできるのかって面白いなと思いました」と語っています。音楽の表現や技術に対する理解を深めることで、彼らの演奏や歌唱もより一層磨かれています。
まとめ
「街録ZIP!リアルレビュー」で紹介された東京音楽大学の学生たちのJ-POP名曲レビューは、それぞれの楽曲に対する深い理解と情熱が感じられるものでした。昭和、平成、令和と時代を超えた名曲の魅力を再発見し、音楽の素晴らしさを改めて実感することができました。皆さんも、ぜひこれらの楽曲を聴きながら、その魅力を感じてください。音楽に対する情熱と深い洞察が、あなたの音楽体験を豊かにしてくれることでしょう。
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