【ZIP】食中毒予防ガイド：6月に増加する細菌性食中毒から身を守る方法

2024年6月17日に日本テレビの『ZIP！』で放送された「？よミトく！」では、6月に増加する細菌性食中毒に焦点を当て、その注意点と対策について詳しく紹介されました。湿度と気温の上昇に伴い、特に注意すべきポイントや具体的な対策方法をお伝えします。

食中毒のリスクが高まる6月

6月は気温が高くなり始め、梅雨の湿気が加わるため、食中毒を引き起こす細菌が繁殖しやすい環境になります。厚生労働省のデータによると、6月は年間で3番目に食中毒の発生件数が多い時期です。

特に注意が必要なのは、カンピロバクターやブドウ球菌、ノロウイルスなどの細菌性食中毒です。これらの細菌は湿気と高温を好み、食材に付着することで感染のリスクが高まります。

食材を購入する際は、必ず消費期限を確認し、新鮮なものを選びましょう。

生鮮食品や冷凍食品は最後に購入し、肉や魚は別々の袋に分けて持ち帰ります。また、エコバッグは定期的に洗濯し、清潔を保ちましょう。

肉、魚、野菜用の包丁やまな板を使い分けることが重要です。これにより、交差汚染を防ぐことができます。

冷凍食品は自然解凍ではなく電子レンジで解凍し、残り物は75℃以上で1分以上加熱します。また、余った食品を保存する際は、平たく広げて粗熱を早めに取り、速やかに冷蔵庫へ入れましょう。

お弁当を作る際は、食材に直接触れないようにし、清潔な道具を使用します。また、水分の多い食材は避け、梅干しを細かくして混ぜ込むなどの工夫をすると効果的です。

6月は特に細菌性食中毒に注意が必要な時期です。買い物や調理の際の基本的な注意点を守り、正しい保存方法を実践することで、食中毒のリスクを減らすことができます。これらの対策を徹底し、安全で健康な食生活を送りましょう。